行事のアルバム
ビブリオトーク「一会一冊」 第4回
~ 本と人、人と人をつなぐイベント ~
平成27年2月14日(土曜日)バレンタインデーの日に、第4回ビブリオトークを開催しました。
テーマは「愛」
この冬、インフルエンザが大流行。参加予定の方も当日欠席が相次ぎましたが、4つの素敵な「愛」が紹介されました。持ち時間は、ひとり3分間です。
【エントリー1】村上さん
『博士の愛した数式』小川洋子/著
新潮社 2003
■ひとことメッセージ
「敬愛、親子の交流、多彩な数字の世界・・・
魅力いっぱいの本です。」
【エントリー2】たまさん
『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン/作
村上春樹/訳,あすなろ書房 2010
■ひとことメッセージ
「愛って何?」
【エントリー3】きんさん
『ちいさなあなたへ』 アリスン・マギー/ぶん
ピーター・レイノルズ/え,なかがわちひろ/やく
主婦の友社 2008
■ひとことメッセージ
「「母の愛」がぎっしりとつまった本です。」
【エントリー4】ハマーさん
『あやつられ文楽鑑賞』 三浦しをん/著
双葉社 2011
■ひとことメッセージ
「相手(文楽)のことが分からなくても恋はできる!」
4名の思いがこもった「愛」のアピールが終わった後、みんなで楽しくトークしました。最後にギャラリーの方々も参加して、「どの本を一番読みたいと思ったか」を基準に投票していただきました。
第4回のチャンプ本は、村上さんの『博士の愛した数式』! おめでとうございます。
参加者のみなさん、ギャラリーのみなさん、ありがとうございました!次回は夏頃を予定しています。
本を通じて人と知り合うイベント・・・ あなたも参加してみませんか?
今回はエントリーが少なかったこともあり、ギャラリーの方も一緒にクイズに挑戦してもらいました。今回のテーマ「愛」にまつわる文学クイズです。
『恋愛合格!太宰治のコトバ66』(高野てるみ/著,マガジンハウス 2013)より出題
太宰治の「愛」に関するコトバ、○○に言葉を入れてください。・・・あなたはいくつ分かりますか?
①ああ、やっぱり、愛は○○だ。(『創世期』)
②それは、○○というものであって、そうして、○○というものこそ常に恋の最高の姿である。(『チャンス』)
③そうして、女のひとに○○○○○ということは、よろこばしいものだとつくづく思った。 (『狂言の神』)
答え:①言葉、②片恋、③だまされる