行事のアルバム
第十回 プラザミニ寄席
平成29年5月27日(土曜日)開催
協力:大阪大学 落語研究部
演目
◇『寿限無』松田久海寂◇
◇『米上げ笊』銀杏亭魚使◇
まったく あまのじゃく いちょうてい うぉっか
松田久 海寂さん 銀杏亭 魚使さん
「プラザミニ寄席」も、演者さんや利用者さんに支えられて今回で第10回を迎えることができました。ありがとうございます!年に3~4回、季節の変わり目に開催してきたミニ寄席ですが、だいぶ定着してきたように思います。
第1回目は平成26年11月1日、としょかんまつりの行事の一つとしての開催でした。
「落語の街・池田」としてあちこちで小さな寄席が開かれていましたが、図書館での開催は初めて。閲覧コーナーのソファを高座に作り替えて、出囃子はどうしよう、演目はどんなお話なのか、お客さんは集まるのか、ドキドキしながらの開催だったのを覚えています。
さて、記念すべき10回目は大阪大学落語研究会からお二人を迎えましての二席です。
最初の噺はおなじみの『寿限無』。長い名前がおもしろいお話ですが、声色を変えて早口でたたみかける口調は流石です。小さい子どもたちも聞き入っていました。
二番目は『米上げ笊』です。「笊」は「いかき」と、上方独特の読み方からもわかるように、舞台は堂島の米市場です。聞き覚えのある通りや筋の名前が出てくるので、大体この辺りかなと地図を思い描きながら聞いていました。どんどんエスカレートする洒落と謝礼に大笑い。
二席とも10回目にふさわしい、おめでたい演目でした。
ありがとうございました!
これからも「プラザミニ寄席」をよろしくお願いいたします!