池田炭
2020.3更新
池田炭は、奥郷と呼ばれた猪名川上流域の山間部で生産されたもので、集散地となった池田の名をとってこう呼ばれるようになりました。佐倉(千葉県)の白炭などとともに日本を代表する炭として広く知られています。クヌギ材を使用した火もちのよい良質な炭で、切り口が菊の花のように美しいことから「菊炭」ともいい、茶の湯では今日でも珍重されています。
図書(部分記述を含む)
茶道 全集巻の13 特殊研究篇, 創元社 1937, 791.08
■「茶道と池田炭」 林田炭翁 p587-597
※国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可(一般公開)
池田市史 各説篇 池田市史編纂委員会∥編纂,池田市役所 1960, 216.3
■池田炭:起源と盛哀/原料と製法/池田炭と茶道 海野一隆 p133-
修池田市史 4 現代編 池田市史編纂委員会∥編集, 池田市 2011
■高度成長の開始と池田市商業 木炭と娯楽施設 p322-323
新修池田市史 5 民俗編 池田市史編纂委員会∥編集, 池田市 1998
■生活環境の特色 池田炭 p33-34
池田学講座 池田市教育委員会 2008, 291.63
■物資の交易と池田炭 p98-99
昭和初期の池田 池田の町並み復元グループ∥編,池田の町並み復元グループ 1995, 216.3
■池田炭問屋史概説 岸上宏平 p51-52
わたしたちの郷土史 池田市教育委員会∥編, 池田郷土史学会∥編,池田市教育委員会 1961, 216.3
■池田炭(池田炭の登場する作品、俳句の紹介あり) p22
TOKK停車駅 阪急電鉄事業部 1978, 291.6
■わが町池田 呉服の里(池田炭の概要あり) p51
上方 郷土研究 6 上方刊行会∥監修,郷土研究,新和出版社 1970, 216
■池田炭に就いて 林田炭翁 p772-777 (『上方71』p56-61)
池田郷土研究 4 池田郷土史学会 1977, 216.3
■池田炭問屋文書 林田良平, p146-179
雑誌記事
池田炭の変遷 林田良平, 大阪春秋 41, 大阪春秋社 1984, p18-21
池田炭に就いて 林田炭翁, 上方[復刻版]6, 新和出版社 1970, p772-777
座談会池田を語る 林田良平 他, 大阪春秋 17, 大阪春秋社 1978
こども発信池田局:知っていますか池田炭 広報いけだ 1036号(2007年3月1日号),池田市, p16-17
火をもう一度ー池田炭再生に懸ける 広報いけだ 1045号(2007年12月1日),池田市, p18-19
猪名川上流域の池田炭と里山林の歴史 服部保, 南山典子, 松村俊和, 植生学会誌 : vegetation science 22(1), 2005, p41-51
※JーSTAGEで全文閲覧可
池田炭のトリビア 炭しょっぷだん, つながり 123(2011.9), 池田市公益活動促進協議会