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としょかんのへや

2008年04月16日

No.11

   サクラにばかり注目していたつもりはないのですが、道沿いのツツジが蕾を付けてるのに今日、気が付きました。図書館(丘の上の図書館)へ繋がるやまざくら通りの山桜の樹も三分咲きです。季節の移ろいは早いですねぇ。
   この、時間の感じ方で、妙に納得してしまうお話を・・・。 
 
   年を重ねる毎に「1年が早いなぁ、あっと言う間に過ぎてしまう」と思うのは、その人の生きてきた時間で1年を除するから、と。つまり、100歳の人にとっての1年は経験した年月の百分の1で、10歳の人の1年は十分の1にしかならないから、年を重ねる毎に早く感じるのだそうです。如何でしょう? 
   因みに、私にとっては、この頃、とみに早く感じるようになった気がします。
 
   さて、今度の土曜日、19日は「としょかんこどもまつり」です。これは、4月23日が「子ども読書の日」と法律で定められているのに因んで毎年実施しています。この子ども読書の日は、こどもの読書活動についての関心と理解を深め、こどもが積極的に読書活動を行う意慾を高めることを目的として2001(平成13)年12月に文部科学省が制定したものです。まだまだ、知られていませんよね?!知られていなくても、「としょかんこどもまつり」は楽しい催しですので、ぜひ家族揃って、お越しください。
 
   この4月23日は、他にも、サン・ジョルディの日(本の日)と言われます。  
   スペイン・カタロニア地方には、この日、守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る風習があるそうです。この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされていて、日本でもこの風習を定着させようと日本書店組合連合会、日本カタロニア友好親善協会等が1986(昭和61)年に制定したそうです。 
   両方とも、図書館に関係のある日なんです。ご存知でしたか?初めて知った方は、誰かにぜひ「知ったかぶり」して伝えてください。
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