としょかんのへや
2008年05月08日
No.14
ゴールデンウィークが終わり、図書館(丘の上の図書館)のお客様もいつもの顔ぶれに戻りました。連休中は、いつもの土・日曜日より利用人数が少な目で、良い天気でしたからたぶんどこかに行かれてたのかもしれませんねぇ。
さて、これから約1ヵ月半ほどは、市内にある小学校(公立11校、国立1校)の3年生の「図書館見学」という大イベントがあります。
児童のみなさんは事前に学校で勉強してから、普段は目にすることのないバックヤードも含めた図書館内を見学し、プロジェクターで説明を聞き、おはなし会を体験し、最後にたくさんの質問をして帰って行く、約1時間半の見学ツアーです。
先日、5月2日(金)に今年最初の3年生を迎えました。3クラス80人、担任の先生だけでなく、補助や養護の先生方も来られてなかなかの大人数です。それを、図書館員は3人で担当です。
朝の子どもたちに向けた挨拶で「今年初めての3年生の見学です。市内の小学校のお手本になりますよ、騒がしいのか、熱心なのか。ちょうど、今朝、阪急電車に遠足の小学生に会いました。みなさんよりも少し大きそうでしたが、すごく五月蝿かったです。この前は、1年生か2年生に会いましたが、とっても静かで感心しました。さて、みなさんは、どちらでしょうか?いつもなら入れないような場所も見てもらいますので、今日は一生懸命勉強して帰ってください」と言ったのですが、当日が図書整理日で館内に利用者が居られなかったのに安心したのか、とても五月蝿くて・・・ついに雷を落としてしまいました。
「私は怒っています。朝、みなさんに言いましたよね?!静かに勉強してくださいって。もし、利用者の方がここに居られたらどう感じたと思いますか?」と最後の質問時間の前に切り出しました。部屋の雰囲気は一変し、みんな急に静かになりました。
怒った後で「でも、質問は大きな声でしっかりしてくださいネ」と担当者にバトンタッチ。そこからは緊張感を持ちながら、みんな熱心に質問してくれていましたので、一安心の今年の図書館見学のスタートでした。
明日(5月9日)には、1小学校で5クラス170人を超える3年生が来てくれるようです。さてさて、どんな光景が展開するのでしょうか?まだ始まったばかりです。
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