としょかんのへや
2008年06月02日
No.18
前回が硬すぎて、不評でしたので、今回はちょっと嬉しいお話を・・・。
何回か前に、小学校3年生の図書館見学が始まっています、と書きました。今で、ちょうど市内の半分くらいの学校がやって来ました。そんな中での出来事です。
丘の上の図書館の2階は専門図書室になっています。視聴覚室でのビデオ鑑賞を除き、小学生が書架の間を歩いているとい光景は珍しいので、司書が小学生の女の子とそのお母さんと思しき二人連れに「何かお探しですか?」と声を掛けたそうです。すると「いえ、先日、子どもが図書館見学に来させていただきました。今日は『私がお母さんを案内してあげる』と言ってくれましたので・・・」と返答されたそうです。司書は嬉しくなって「ごゆっくり」と満面の笑みで言ったそうです。
そのほかにも、「学校から来たときは、ゆっくり質問できなかったので教えてください」とお父さんと一緒に来た子どもがいました。
だから、しんどくても大きな声を張り上げても図書館見学の「先生」をすることは、司書たちにとって、〝司書冥利に尽きる〟いい経験だと思いませんか?
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