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としょかんのへや

2010年08月01日

No.52

   8月7日に立秋を迎えると、暦の上では秋を迎えて、時節の挨拶も暑中から残暑へと移り変わりますが、実際には蝉の鳴き声が元気いっぱいで、猛暑の日々がこれからもまだまだ続くことを実感させられます。 

 そんな暑い日々の中にあっても、早朝はいくぶん空気が涼やかで、昼間や夜間の暑苦しさを忘れさせてくれる憩いのひと時です。みなさんは夏の早朝をいかがお過ごしでしょうか。(最も)大切な安眠に費やしている方もおられるでしょうし、スポーツや勉強あるいは趣味の時間に活用している方もおられることと思います。
 窓を開けて朝の音に耳を傾けてみるのもよいかもしれません。新聞配達のバイクの音、遠くに聞こえる電車の音、そして鳥の声。これらは涼やかな空気と相まって気分をリフレッシュさせてくれます。
 休日にもし朝早く目が覚めたら、朝のうちにその日の計画を立ててその日のうちに行動に移せば、一日を有効に使えますね。本で読んだ物語の舞台を旅してみるのもまた一興ですよ。名所や旧跡、記念館や石碑を訪ねて物語の足跡をたどると、本の世界にまぎれこんだような感覚を味わうことができます。
 早朝はまた、今後の休暇の計画に思いをはせるにもってこいの時間でもあります。最近では旅の過程が目的地という楽しみ方もあります。鈍行列車の車窓からの景色は心を和ませてくれます。また、サービスエリアや道の駅には、休憩だけでなく買物、食事、遊びを満喫できる場所も出来てきました。みなさんもガイドブックを手にいつもとは違う景色と気分を味わいに出かけてみませんか?
 さて、図書館員のお勧めする本を紹介した「この本あの本どんな本?」の第3弾ができあがりました。昔のものから最近のものまで、色々と掲載しています。子どもたち世代が今読んでいる本に、あるいは親の世代が子どもの頃に読んでいた本にふれてみてはいかがでしょうか。ご利用をお待ちしています。

<patissier>

 

『上手な「朝」の過ごし方』 金子由紀子/著,三笠書房 2007                           
『旅と郷土の文学碑』 本山桂川/著,新樹社 1976                          
『日本の文学碑1,2』 日外アソシエーツ 2008  (禁帯出)
・『青春18きっぷ達人の旅ワザ』 松尾定行/著,ランダムハウス講談社 2008
・『全国SA・PA道の駅ガイド2011』 昭文社 2010