としょかんのへや
2012年06月01日
No.74
6月になり、今年もはや半年が過ぎようとしています。爽やかで過ごしやすい季節はまたたく間に去って行き、今年も梅雨の季節が巡ってきました。これからしばらくは雨とのお付き合いが続きそうです。
さて、みなさんはこの時期どのようにすごされますか?もちろん家で読書という方、お天気なんて気にせずにアクティブにおでかけされる方、趣味にじっくり取り組む方もいらっしゃるでしょう。夏に向けてレジャー計画をたてるのもいいかもしれませんね。そろそろ店頭に梅の実が並び始める頃でもあります。梅酒に梅干、梅ジュース作りに忙しい方も多いのではないでしょうか?図書館にも作り方の本がございますので、初めて挑戦される方もそうでない方もぜひ参考にしてみて下さい。
『梅雨』の語源は梅の実が熟す頃の雨から来ているという説もあります。また、万葉の時代は花というと梅をさしたとか。家紋にも梅がデザインされたものがいろいろあります。大阪府の県花も梅ですね。花も実も楽しめる梅は古くから人びとに愛された花なのでしょう。
花といえば、菖蒲や紫陽花もみごろをむ かえます。どちらも雨が似合う花ですから、小雨になったら見に行かれるのもおすすめ です。清々しい青や紫の花々がきっと気分をリフレッシュしれくれますよ。
梅雨が明ければ夏も本番。この夏は電力不足も懸念されています。暑さを乗り切るために心身ともにしっかり充電しておきましょう。
<baguette>
○梅のレシピ55 上村泰子/著 日東書院本社 2007 596.3
○いちばんやさしい梅干し・梅酒・梅レシピ 鈴木伸一郎/著 成美堂出版 2010 596.3
○梅づくし 林弘子/著 バジリコ 2006.6 596.3 B10202022