としょかんのへや
2012年11月01日
No.79
1年で一番好きな季節がやってきました。秋の夜長、お酒を飲みながら読書が楽しめます。
学生時代はドキュメントや旅行記、外国人作家の小説ばかり読んでいましたが、二十歳ごろからは日本人作家の小説を読むようになり40年になります。ページ数の多い本が主人公と長く付き合える気がして松本清張、黒岩重吾、梶山季之等をよく読んでいました。今、好きな作家は①白川道「病葉流れて」シリーズ、②今野敏の刑事もの、③大沢在昌「新宿鮫」シリーズ、④楡周平「朝倉恭介」シリーズ、⑤馳星周、それからもう新しい作品は出ませんが⑥小川竜生「桜と龍」シリーズなどです。
私はハードボイルド系が好みですが、皆様もそれぞれお好みのジャンルをお持ちではないでしょか。気に入ったシリーズが見つかると嬉しいものです。
図書館はもちろん利用していますが、本を購入する時はもっぱら古本屋やフリーマーケットを利用しています。ふらっと入った店で、読みたい本を見つけた時は感動ものです。皆様にもそんな経験はありませんか。
今年も10月27日~11月9日は読書週間として各地でイベントが行われています。丘の上の図書館でも11月3日(土)には体験コーナーやおはなし会が、4日(日)には講演会「未来につなごう池田の自然」が開催されます。3日(土)にはカフェも登場しますので是非お立ち寄りください。今年の読書週間の標語は「ホントノキズナ」です。図書館があなたと本との絆を結ぶきっかけとなれば幸いです。これからの季節はじっくりと本を読むのによい季節です。ぜひ、あなたのお気に入りの1冊を見つけてください。
<F-papaj>
「身を捨ててこそ」 白川道 幻冬舎 2012.5
「確証」 今野敏 双葉社 2012.7
「鮫島の貌」 大沢在昌 光文社 2012.1
「朝倉恭介 Cの福音完結篇」 楡周平 宝島社 2001.3
「暗闇で踊れ」 馳星周 双葉社 2011.12
「サクラチル」 小川竜生 角川春樹事務所 2003.11