としょかんのへや
2013年07月01日
No.87
早いもので一年の半分が過ぎました。今年の前半、皆様はいかがお過ごしでしたか。
私は仕事もプライベートも多忙で、あっという間に過ぎてしまいました。残り半年、もう少し落ち着いて過ごしたいものです。
梅雨が明けるといよいよ夏本番でしょうか。図書館では今年も節電を実施しています。利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
さて、本館、石橋プラザ両館では現在、入り口に七夕の笹を飾って皆様をお迎えしています。短冊を用意していますので、願い事を書いて笹につるしてくださいね。かわいい願い事がいっぱい書いてありますよ。図書館のホームページでも紹介していますのでぜひご覧ください。
7月7日は七夕。中国から伝わったとされる、淑女(織姫)と牽牛(彦星)の物語は皆様もよくご存じだと思います。働き者の二人でしたが、結婚した後は新婚の楽しさに仕事を忘れて浮かれてしまい、怒った天帝によって引き裂かれてしまいました。嘆き悲しんだ二人を憐れんだ天帝は、一年に一度、七夕の夜にだけ会うことを許したと言われています。
淑女星はこと座のベガ、牽牛星はわし座のアルタイル、それにはくちょう座のデネブを結ぶと「夏の大三角」ができます。夏の間は東の方角によく見えるようですので、晴れた日の夜には星空を眺め、ひときわ輝く星を探して見てはいかがですか。
今月、本館では定期講座の「手話講座」(第2日曜)に加え、第1・4日曜に「点字講座」(2日とも同内容)を開催します。どちらも初心者向けですので、経験のない方でも大丈夫です。「点字講座」は申込み受付中ですので、興味のある方はお問い合わせ下さい。皆様の参加をお待ちしております。
by furudanuki
<参考>
『七夕星まつり』 藤井旭/著 ポプラ社 1993
『星空を見上げて365日』 藤井旭/著 誠文堂新光社 2007