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としょかんのへや

2014年03月01日

No.95

   先々月末、あっと驚くビックニュースが世界中を駆け巡りました。皆さんもきっと耳にしたことでしょう。

小保方博士らによる「STAP細胞」の報告です。(STAP=Stimulus-Triggerd Acquisition of Pluripotency)日本語では、刺激惹起性多能性獲得細胞と言います。簡単に説明すると、「ある細胞に強い刺激を与えると、身体を構成するあらゆる種類の細胞になる能力を得る」ということだそうです。外部からの単純な刺激だけで、細胞の役割がリセットされてしまうのですね。生物学の知識が全く無い私でも、この一文からなんとなく凄い発見だということは伝わってきます。

   更に、このニュースが注目を集めている要因が、小保方博士が女性で、しかもまだ30歳だということです。このSTAP細胞は、IPS細胞に続きノーベル賞に値する、いやそれ以上の発見で、そのような偉業をこんなに若い方が成し遂げたことに衝撃を受けました。勿論、この発見をするまでには計り知れない努力を重ねてこられたのは言うまでもありません。日々の実験で壁にぶつかった時など「とりあえず今日一日を頑張ろう。今日一日が頑張れたらまた明日も頑張ろう、と自分を励まし続け、今日に至りました。」とTVで仰ってました。その報道を見ながら私は「彼女のこの強さは何なんだろう?」と思いました。人はついつい自分に甘くなり、辛いこと、苦しいことから逃げ出してしまいます。まして、先が見えない前例の無いことなら尚更です。彼女を見習って「あきらめない力」を身につけたいと思う人は少なくないのではないでしょうか。
 
   その為にはどうすれば良いのか、考えてみました。
①自分の好きなことを見つける。
②実際に大きな目標を立ててみる。
③途中で諦めてしまわないように、その目標を達成出来そうな段階順に細かくわけ、ひとつクリアする度に自分にご褒美をあげる。
④その目標を公言する。
⑤難しく考えず、とにかく行動してみる。行動すれば必ずそこに何かが生まれるはず。
⑥「継続は力なり」自分を信じて、時には休息をとりながら前進する。
 
   人生は一度きりです!楽しまなくては損です! もうすぐ暖かい春がやってきますね。何か新しいことを始めるにはとても良い季節です。思い切って、新しい自分探しに出掛けてみませんか。さぁ、まずは最初の第一歩を!!
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