としょかんのへや
2015年10月02日
No.114 イベントあれこれ
みなさんが図書館に来られる目的は何ですか?読みたい本を借りに、宿題をしに、新聞を読みたい。ただ暇だから、という方もいらっしゃるかもしれません。すべて大歓迎です!理由なんてどうでもいい、まずは来てもらうこと、だと思っています(私は、ですが…)。
しかし!ただ待っているだけでは利用者は増えません。図書館を身近に感じてもらうにはどうすればよいのか?そう、行事、イベントです。池田市には図書館が3館あります。各館の利用者層や立地、施設の特徴を考えながら様々なイベントを開催しています。
石橋プラザでは先月の夏休み期間中の3週間、毎日子ども向けのイベントを開催していました。題して「もんちゃんをさがせ!」。「もんちゃん」とは昨年秋から活躍している石橋プラザのマスコットキャラクターです。今回のもんちゃんは、いろいろな顔のシールやしおりになって児童書架のあちこちに登場していました。顔のパターンは9種類。就学前の子どもにはそれぞれ何枚あるか数えてもらう、小学生にはこちらの指定する本を分類を手掛かりに探して、その本に挟んであるもんちゃんのしおりを持ってきてもらう、というものです。図書館の本の配置の基本である分類に慣れてもらおう、いろいろな本を手に取って、面白そうな本なら貸出ししてもらおうという、基本に戻った企画でした。
企画を立ててからポスターやチラシを作り(もちろん手作りです)、広報誌やホームページ、Twitterでお知らせをし、問題用紙や参加賞のプレゼントを作りながら段取りを考え、打ち合わせと頭の中でのシミュレーションを繰り返します。準備期間は大体2か月ほどあるのですが、普段のカウンター業務や本の受入をしながらの作業、なかなかはかどらないこともあります。腕を組んでうなりながらパソコンを見つめている様子を見かけたら、温かい目で見てくださいね。
3週間もの長い間同じイベントを続けたことは初めてだったので、参加者がどんどん減って最後の方では誰も参加しないのではないかと心配しましたが、その必要はなかったようです。詳しくは「行事のアルバム」をごらんください。
9月の初めには「プラザミニ寄席」を開催しました。落語みゅーじあむさんの協力により昨年末に始まったこのイベント、第4回目も無事終えることができました。4回目ということでだいぶ慣れてきたものの、それでもたくさん人が来てくれるか、始まるまでドキドキしますし、転換時の出囃子の頭出しは苦手です。演目が決定すると、どんな話の流れなのか、どういうオチなのかを確認するのですが、なかなかテンポよく鳴らすことができないでいます。もっと勉強、ですね。
今は10月のハロウィンパーティと、その後すぐに始まるプラザ秋まつりの準備に取り掛かっています。ハロウィンは工作とおはなし会、秋まつりはクイズ大会とおはなし会の予定です。今回は時期がほぼ同じなので2件同時進行で準備していますが、さて、どんなイベントになるでしょうか?
他にもいろいろと企画しています。楽しみにしていてくださいね。
〈プラザのももちゃん〉
■過去のクイズ大会の問題より
Q. ペロー作「ながぐつをはいたねこ」で、ねこはご主人様のことを王様に何と紹介したでしょう?
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A. カラバ侯爵