乳幼児向け絵本リスト=プラザおはなし会で読んだ絵本 Vol.2(2015年)
2015年のテーマ
■おおきくなぁれ(2015年4月)
■ころころ(2015年5月)
■いっしょにあそぼう(2015年6月)
■のりもの(2015年7月)
■あつい、あつい(2015年8月)
■あきだ、わっしょい!(2015年9月)
■おいしいあき、みーつけた!(2015年10月)
■どうぶつとあそぼ(2015年11月)
■みんなのごちそう(2015年12月)
■もんちゃんといっしょ(2016年1月)
■ぽかぽか~あったまろう~(2016年2月)
●リストは、書名・著者名・出版事項の順に並んでいます。
●書名をクリックすると詳細が表示されます。ここから予約もできます。
●★印は、赤ちゃんから楽しめる絵本です。
おおきくなぁれ(2015年4月)
★どんどこどん 和歌山静子∥作,福音館書店 2011
最初に葉っぱだけが見えて、ページをめくるとにんじん、じゃがいも、さつまいも、さといも、ごぼう。そして、最後に大きな大根がどんと登場します。縦開きの画面いっぱいに描かれた野菜たちの姿は迫力満点です。
ティッチ パット・ハッチンス∥さく・え,いしいももこ∥やく,福音館書店 1975
おにいさんもおねえさんも、ティッチよりもいいものをたくさんもっています。でも末っ子のティッチの手には小さな種が一つだけ!末っ子の心が大きくはばたくさまを明快な構図で描いた絵本です。
おおきく おおきく おおきく なあれ(紙芝居) まついのりこ∥脚本・画,童心社 1983
ころころ(2015年5月)
小さな色の玉たちがころがります。かいだんみちを、ころころころ。あかいみちを、ころころころ。鮮やかな色を楽しめる絵本です。
こいぬの大好きなボール。あれ?ボールがころころにげていくよ。やまをのぼって、くもにのって、さいごにたどりついたのは・・・?赤ちゃんから楽しめるおはなし。
いっしょにあそぼう(2015年6月)
ぎったん、ばっこん、ぎったん、ばっこん。ねずみくんがシーソーに乗っています。いろんな動物がのるたび、ぎったん、ばっこん。リズミカルな音がたのしい絵本です。
うずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼ。お花やおまめにそっくりなうずらちゃん、ひよこちゃんをみつけられるかな?そのうち雨がふってきて・・・。鮮やかなかくし絵やくりかえしことば、どきどきするおはなしなど、いろんな楽しみ方ができるおはなしです。
のりもの(2015年7月)
「ほら ついたよ まぶしい そら すなが しろい」「かぜに むかって はしってゆくと あっ あおいうみ」
歌人の作者が語る海辺の風景はどこかなつかしく、素朴なイラストととても合っています。
るるるるる・・・と音をたてながら、あかいひこうきが空をとんでいます。しろい雲につっこんだり、雨雲をぬけたり、たくさんのみどりのひこうきのなかでまよったり・・・。ひこうきの旅を「るるる」「れれれ」などの音だけで表現したシンプルだが個性的な絵本。
あつい、あつい(2015年8月)
おばけのぼんちゃんは森でアイスクリームやさんをしています。どうぶつたちが次々とアイスクリームやさんにやってきて・・・。擬音語とみんながだいすきなアイスクリームの楽しい絵本。暑い季節におすすめです。
蚊取線香の煙がもんもん漂って、蚊がぽとん。お花がぽとん。新聞の字がぽとん。おじさんのおひげがぽとん。窓から出ていった煙は、さらに威力を増して・・・銅像も看板もぽとん。煙がお月様まで届くと・・・。おかしくて不思議な絵本。
あきだ、わっしょい!(2015年9月)
ころころまんまるおだんごが、串にささったり、あんこやきなこをまぶされたり・・・。次々と色んなだんごがあらわれます。おいしく幸せな時間をお届けする、はり絵の絵本です。
ある日、小さなカメが決心をし、一番高い山に登ってお月さまをかじってみることに。でも届かなくて、動物たちが次々に自分の背中に他の動物をのせていきます。お月さまを一口かじってみたい動物たちはとうとう・・・。
おいしいあき、みーつけた!(2015年10月)
「すいか さあ どうぞ。」「もも さあ どうぞ。」本物そっくりのくだものが次々に出てきます。これがまた、おいしそう!思わず手を伸ばして食べたくなります。なかでも、すごいのはスイカ。いきなり丸ごとドーンと出てきて大迫力ですよ!
野原に大きなりんごがドスーンと落ちてきました。動物たちが次々にやってきて、「むしゃむしゃむしゃ おー うまい」すると、雨が降ってきて・・・。最後はホッコリ、あったかい気持ちになれる絵本です。
どうぶつとあそぼ(2015年11月)
この絵本に登場する「らっこちゃん」。らっこちゃんのとても可愛らしい絵が見られます。「すいすい」、「ゆらゆら」、「ぷかぷか」とらっこちゃんが動き回る姿にとても癒されます。絵本で、「らっこちゃん」といっしょに癒されてみませんか?
2匹の子どもを持つはりねずみかあさん。お腹を空かせたはりねずみの子どもたちのために、木から落ちてくる重たいりんごを、はりねずみかあさんが一生懸命運びます。絵を見ると「頑張れ!!」と、応援したくなります。
みんなのごちそう(2015年12月)
「いただきまーす」の声とともに、はるまきやほうれんそう、ごはんにみそしるなど、なつかしい料理が食卓にならびます。料理を食べるときの音が主役の絵本。よみながら、耳をすませてください。
おなかがぺこぺこな〝わにわに〟くんが、台所でごちそうをつくって食べています。その豪快さといったら・・・。みじかい物語のなかに、ユーモアがあふれている絵本です。
もんちゃんといっしょ(2016年1月)
おさるさんの親子がやさしい笑顔でにっこり。二匹ともとっても幸せそう。どうしてだろう?それは、あのね・・・。読んでいるうちに、心が温かくなる絵本です。
今日はお正月。十二支のどうぶつたちが新年会を開きます。おせちでお祝いの前に、まずは語呂のよいことばにのせて、みんなのご紹介。「とら」えられない速さで千里をかける寅。「み」をくねらせてにょろりにょろり動く巳。最後はみんなでそろって金屏風の前でごあいさつ。
ぽかぽか~あったまろう~(2016年2月)
おばあさんと動物たちがとても気持ちよさそうに、ぽかぽかお布団の上でお昼寝する姿。見ているだけで、お日様の匂いがしてきそうな、暖かい絵本です。
1人だけ、離れている親指さん。寂しそうにみんなをじっと見ています。でも・・・。読みながら指を動かして、子どもたちといっしょに遊べるのが魅力的な絵本です。
おさんぽしましょ!(2016年3月)
登場するのは、赤ちゃん用のくつだけ。くつくつあるいて、さんぽにでかけます。ぱたぱた走ったり、ぴょんぴょんとんだり。あっ、あぶない!ころんじゃった!でも、大丈夫。ちゃんとひとりでおきられるよ。歩き始めた赤ちゃんに、ぴったりの絵本。
ゆうたくんちのいぬは、いばりんぼう。「おれの なまえ じんぺい。」「おまえ ゆうた。」「おまえ くつ はく。」「おれ なにも はかない。」な~んて、完全に上から目線。そんな二人(?)が一緒にさんぽに出かけて・・・。ちょっぴりおかしくて、あったかい気持ちになれる絵本です。
たのしい手遊び
★「やまのぼりホイ」
(こどもと向かい合い、片手をつなぎます)
♪アリさんがアリさんが
(こどもの手のひらを軽くたたきます)
♪チョコチョコチョコチョコ チョコチョコチョコチョコ や~まのぼり
(こどもの腕の上を、親指とひとさし指でしゃくとり虫のようにすすみます)
♪ホイ!
(にぎりこぶしでこどもの肩を軽くたたきます)
※「チョコチョコ」を「ニョロニョロ(ヘビ)」や「ドンドン(ゾウ)」に変えて繰り返します。
★「だるまさん」
(こどもをひざにのせて向かい合います)
♪だるまさん、だるまさん
(歌に合わせて左右にゆらします)
♪あっち向いても こ~ろころ ♪こっち向いても こ~ろころ
(こどもを左に傾けます) (こどもを右に傾けます)
♪いつでもいつでも こ~ろころ
(歌に合わせて左右にゆらします)
♪ころころころころ おっとっとっと~
(こどもの体を回し、最後はどちらかに大きく傾けます)
★「ゆらりゆらりゆりのき」
(こどもと向かい合い、両手をつなぎます)
♪ゆらりゆらり ゆりのき
(歌に合わせて左右に小さくゆれます)
♪かしいでかしいで かしのき
(今度は大きく左右にゆれます)
♪もいでもいで もみのき
(腕を片方ずつ、前後に引っぱります)
♪ほうのきで ほうりあげ~
(こどもを抱いて上下にゆらし、「ほうりあげ~」で高く抱き上げます)
★「おすわりやすいすどっせ」
(こどもをひざにのせて向かい合います)
♪おすわりや~っせ いすどっせ
(歌に合わせて上下にゆらします)
♪あんまりのったら こけまっせ ドテッ!
(「ドテッ!」で足を開き、こどもを床に落とします)