としょかんのへや
2010年02月01日
No.46
2月3日は皆さんもよくご存知の日本の伝統行事“ 節分 ”の日ですね。これは「立春」の前夜、小さな大豆に「新しい春の訪れと幸せへの願い」を託して豆をまくもので、日本の四季の行事の一つとなっています。
豆は恵方(えほう)より鬼門に向かって撒くものといわれており、2010年の恵方は西南西だそうです。福はうち!鬼はそと!と思いっきり大きな声で叫んでみてください。日ごろのモヤモヤも吹き飛んでスーッとするかもですよ!
さて、春は名のみの~~~風の寒さよ♪という歌にもあるように、暦の上では立春でも、まだまだ寒い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。寒いことを言い訳にしてお家に閉じこもっていませんか。外では白梅や紅梅があちこちに咲いて春を告げてくれていますよ。福寿草も芽を出しています。よく見れば春はそこまで来ているんですね。皆さんも春を探しに外に出かけてみませんか!
新型インフルエンザも少しは沈静化してきているのでしょうか、以前ほどマスクをされている人を見かけなくなったように思いますが、風邪など引かれませんように暖かくして図書館までお越しください。
広報いけだ2月1日号では「図書館司書おすすめの本」として色々なジャンルの本を紹介しておりますので、よろしければご参考になさってください。皆さんのご利用をお待ちしております。
あ、そうそう、最近見かけた微笑ましい出来事なんですが、エレベーター付近で少し大きな声で話しかけていた子どもが、図書館の中ではあまり大きな声でしゃべるとほかの皆さんに迷惑がかかるんだよとお父さんに諭されていたことがありました。周囲への気づかい、配慮がうすれつつある今日、この親子の風景は、なんとすばらしく、またうれしく感じられたことでしょう。
<N.K-T>