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としょかんのへや

2010年05月01日

No.49

   桜の時期も終わり、木々の緑がまぶしいさわやかな季節となりました。新年度が始まって1か月が過ぎましたが、新しい生活にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか。この季節、どこかに出かけたくなりますね。みなさんはもう出かけられたでしょうか?

   私は身近なところですが近くの公園や海辺を散歩しました。鯉のぼりが風に舞っているのを見かけたり、菖蒲の花が咲いているのを見つけたりするたびに改めて季節の移り変わりを感じさせられ、初夏の気持ち良さを味わいました。

 

 5月といえば、多くの行事や祝日があります。八十八夜、憲法記念日、こどもの日、みどりの日、母の日などなど…。こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」日として、国民の祝日に関する法律(祝日法)に昭和23年の制定当初から規定されています。制定時には、子どもを主体としたリーガル・ホリデーとしては世界にも例がなかったそうです(※)。ですが、最近では子どもに対する虐待などという悲しいニュースを目にすることがよくあります。このような祝日をきっかけにして親子関係を含む家族の大切さや感謝の気持ちを一人一人が今一度考え直してみることが大切ではないでしょうか?


   図書館では5月、<家族>をテーマにした展示を行います。図書館に来て、たくさんの本と出会い、ふれあい、家族に対する多くの人々の思いを知っていただくことにより、家族の絆がより深まることもきっとあると、私たちは信じています。
 
   家族で、外に出かけて自然を満喫するのにもいい季節ですが、忙しくて出かけられないという時は、旅の本を読んだり見たりしているだけでも楽しくなってきます。図書館はゴールデンウィーク中も通常どおり開館しています。皆様のご来館をお待ちしています。

<カミカミ★プリンセス>

 

★家族や親子関係に関する本は 分類367(棚番号26)の棚にあります。

 

『国民の祝日』  内閣府大臣官房管理室 2007.3
『「国民の祝日」の由来がわかる小事典』   所功/著 PHP研究所 2003.8