池田酒について調べる

2022年4月

 

   かつて池田は、全国有数の酒造の町として広く知られていました。品質のよい日本酒として高い評価を得ていた「池田

酒」。その全盛期は江戸時代前期で、当時池田には42件の酒造家が認められ、伊丹と並ぶ銘醸地として栄えました。江戸

では、池田酒は品質の高い日本酒として好評を博し、上方から江戸に入る酒の10%近くを占めたといわれています。

   江戸後期以降、水質や輸送性に優れていた灘地域（西宮市、神戸市灘区・東灘区）が台頭し、池田の酒造業は衰退して

いきました。現在は、吉田酒造株式会社と呉春株式会社が「池田酒」の伝統を継承しています。

   この「池田酒」に関する資料や調べ方を紹介します。

 

キーワード

 

   オンライン目録（Opac）やインターネットで検索するときにヒントになるキーワードの例です。

 

池田酒／満願寺屋／大和屋／緑一／呉春

 

参考図書で基本的な情報を調べる

 

■データベース  （館内パソコンコーナーの開放端末で利用できます。）

     「ジャパンナレッジLib」 も活用しましょう。 70以上の辞事典、叢書、雑誌から検索できます。

 

 

市史でより詳しく調べる

 

 

 

関連資料を探す

郷土資料は、「郷土コーナー」に別置していて、特定のジャンルごとに見出しをつけて配架しています。

本の背表紙の３段ラベルの２段目にジャンル名を記載しています。

池田酒については、「池田酒」のところに配架しています。

 

（所蔵資料 一例）

 

池田酒については、部分記述の資料が多いので、上記キーワードを使って館内の検索機や図書館ホームページから蔵書

を検索してみましょう。

 

■図書館にない資料を探す

   ・大阪府Web-OPAC横断検索

（大阪府立図書館のホームページ  https://www.library.pref.osaka.jp/  から「横断検索」を選択します。）

   大阪府立図書館及び府内図書館の蔵書検索ができます。

   ・国会図書館サーチ  https://iss.ndl.go.jp/

   国立国会図書館、全国の都道府県立図書館・政令指定都市の蔵書検索ができます。

   ・CiNii Books   https://ci.nii.ac.jp/books/

   全国の大学図書館の蔵書検索ができます。

   ・おおさかポータル   https://www.library.pref.osaka.jp/site/osakaportal/index.html

   大阪府立中之島図書館のデータベース。大阪に関する言葉（事項）から、図書・雑誌等に掲載された記事

   を検索できます。

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雑誌・新聞記事を探す

  雑誌

 

・広報いけだ記事検索  http://www.koho-ikeda.jp/kouhou/

      広報誌では、いろいろな特集記事を組んでいます。キーワードで記事検索ができます。

・CiNii Articles  http://ci.nii.ac.jp/

      日本の論文をさがす学協会刊行物・大学研究紀要・国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなどの学

      術論文情報を検索できます。（国立情報学研究所）

・Google Scholar  http://scholar.google.co.jp/

      学術資料を幅広く検索できます。学術出版社、専門学会、プレプリント管理機関、大学、およびその他の

      学術団体の学術専門誌、論文、書籍、要約、記事を検索できます。

 

  新聞

（注）池田関連の新聞記事は、図書館ホームページの郷土資料のページから見出しがご覧になれます。

 

■データベース（館内パソコンコーナーの開放端末で利用できます。）

   「朝日新聞クロスサーチ」   1945(昭和20年)以降の朝日新聞の記事、週刊朝日、AERA、現代用語の基礎知識などの

　　　　　　　　　　　　　　記事検索ができます。

   「日経テレコン」   主に 1975(昭和50年)以降の日経4紙等の記事検索ができます。

 

類縁機関

・池田市立歴史民俗資料館  https://www.city.ikeda.osaka.jp/soshiki/kyoikuiinkai/rekishi/index.html  

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